あんこも人材への道

外資系ドメスティック企業で働くおじさんの夢と希望と欲望の記録

久々の更新

ふと久しぶりにブログの存在を思い出し、開いてみたところ、およそ4年前の自分の仕事に関する考え方が書かれていて、まぁ本当にお元気な感じで恥ずかしくも熱意に溢れているなという感じで、むしろ今の自分の方が恥ずかしく思いました。

当時まだ仕事始めて1年目でやること全てが新しく、楽しかったように思います。今は6年目?7年目?に入り、色々と転職も経て、やりたいことも変わってきたし、やらないといけないと思う使命感もでてきたので、これからの5年は極めて重要な時期になるのだろう。

そんな中で、実はMBAの進学を考えるようになった。恐らく使命感があるのであれば今どきそんなROIが低く、時間がかかることをせずに、直接やりたいことを始めればいいのではないかと思う人もいるのだろうけれども、やはりMBAを選択する。理由は今度自分のためにも書きまとめてみようと思う。

ちなみに、現時点のTOEFL成績は数年前に受けた時点で

R20、L21、S18、W24 Total83で、つい昨日受けたものが速報でR18、L24となっていた。何も対策していない中でかなりお金をドブに捨てているような感じになってしまっているが、特にRとSは早急になんとかしないと…。R25は次絶対に達成したいところ。

こんな感じでちょくちょくアップデートしていきたい。ついでに、私費留学生にとって重要な奨学金についても次回まとめてアップデートしよう。

 

 

 

 

キャリア

最近、プロジェクトでビジネス側の人間と関わるようになって、バックオフィスとビジネスでの価値観の違いに触れることが多々ある。

ウチの会社のバックオフィスだと、一種の"無理矢理感"(ハラスメント感)をできるだけ排除しよう、納得して周りが働けるようにしようという意識が働いているように思う。一方で、ビジネス側ではそんなことはおかまい無しに、納得感の欠けるような仕事の振り方やコンプライアンスに欠けるようなことも常々行われる。例えば、ざっくりとしたタスク内容とdue dateだけ振って後はそのまま、出来なければ怒ると言った感じ(私の経験ではないよ)で、プロジェクトメンバーや関係者内でのフラストレーションがえらいことになっている。

とはいえ、これはよりRationalityに溢れる仕事をしなければいけないという簡単な話ではなく、このやり方は一方で必要不可欠なのだろうと感じる。何よりリスクと責任の狭間ではRationalityを保つことなど到底無理なのだろうと、プロジェクトマネジャを見ながら感じている。

どうしてこんな話をしているのかというと、"じゃあ自分は将来どっち側でのキャリアを歩みたいの?"という質問に答えなければいけないタイミングが近づきつつあるからだ。

Rationalでビジネスパートナーとしてバックオフィスと、納得感ではなく意思決定と結果に責任を負うビジネス側のどちらがよいのか?という話で、最近は来年以降の海外アサイン先について希望を聞かれることが多くなって来ているので、非常に悩ましい。"いやいや、あなたビジネス側はRationalityに欠けるってさっきからdisってるから迷う必要ないでしょう"と言われてしまいそうだけど、それはその通りなんだけど、一方でその無理矢理感の作り出す成果、素早い意思決定は心から尊敬しているし、そこに魅力を感じる自分がいるため迷っているという、意思決定力がないお話なのである。ブレブレである。



自分のキャリアを考える上での芯は何なのか、上の文章を書いた後、しばらく考えてみた。
ブレブレながらも、唯一の信条が存在していることに気付いた。それは、"海外どこででも働けるようになる"、ということ。それは言い換えると、"日本が駄目になった時に海外に逃げられて、家族や周りの人たちを守ることができるくらいの財を築く"ということ。この点に関しては、就活を始めてから一度たりともぶれた事がない。地震津波などの大規模災害、少子化に伴う社会福祉の崩壊、そして何よりその点について危機意識が無く何とかなるだろうという思考放棄をしている日本国民。率直に言って、日本に数十年以上同じような生活水準を保つことができるチカラは残っていないと確信している。それ故に、先のない日本からエスケープして、海外のより良い環境でも働く事を実現するキャリアを設計したいという思いが、私自身の中にある。

では、この点を踏まえるとバックオフィスとビジネスのどちらがより実現性があるのだろうか?結論から言うと、バックオフィス側、というよりファイナンス側とIT側のオフィスである。何故なら、ビジネスのナレッジは、ローカルでのナレッジに依存しているからだ。その地域の商習慣、インフラ、企業の関係性に依拠した形でビジネスが行われていて、この知識は海外に出た途端全く通用しなくなってしまう。一方で、国家間で法律や規制上の差があったとしても、経理に含まれる会計や財務、またITでのナレッジに断絶があるとはいえないと考えている。コンバージョンが進んでいる会計では特に。

確かに、ビジネス側はビジネス側でバックオフィスに比べて非常に困難な状況をハンドリングするための意思決定、マネジメントスキルを育むことが出来るとは考えているが、やはりそのスキルもローカルでしか通用しないケースが多いように感じる。したがって、私が進むべきなのはファイナンスかIT側のキャリアだとまず考える。ただ、ITに関してはITの評価が低いウチの会社でキャリアを歩むことは適切でないと考えると、やはりファイナンス側なのだろう。

次に、ファイナンスといっても非常に多種多様な職種がある。ざっくり、会計、財務、税務に分けられ、さらにトランザクショナルな部分とビジネスパートナー的な部分に分かれていて、より海外で働く際に求められるのは後者である以上、ビジネスパートナーとしてのファイナンス職がまず優先される。また、税務は国税国際法上での税務があり、国税では海外で働くためのコンパチブルなナレッジを持っていない以上は後者がより先のキャリア目標に近い。もちろん、ウチの会社のグローバルではより細かなファンクションがあるので、それについて下調べが必要なのは言うまでもないが、まずビジネスパートナーとしてのファイナンス職を目指す必要がある点は、間違いない。

つまるところ、私はビジネス側のあの意思決定力、マネジメント力に浮気してしまっていた。一年経って、入社時のファイナンスへの動機に戻って来るとは…。

次にしなければいけないことは、グローバルでのファンクションの下調べとネットワーク作り、また中期的には会計の勉強を進める必要がある。向こうに行くまでには、FAREは通っておきたいところ。

ひとまず、キャリアの方向性について納得できてよかった。明日からまた働ける。

雑魚

一週間書く予定だった記事を一ヶ月近く放置しているという雑魚な自分に辟易しているものの、まともくんの言うとおり習慣づけが大事なのだということで、できるだけどうでもいいことも含めて書いていくことにする。

 

今日、わけあって某日系大手の家電メーカーに打ち合わせに行ったのだけれども、M&A関連のお仕事だったのですよ。うちの会社の自分よりも2周りくらい上の人と3周りくらい上の人と同席して、3:12位の打ち合わせになって、「あーさすが日系大手、無駄に人が多い…」という感覚を抱かざるを得なかった。

 

さて、それはともかく、自分の仕事のScopeってどこからどこまでなんでしょうか??

というのも、私今現在事業売却プロジェクトの進捗管理を担当しているのですが、じゃあ管理というのはどこからどこまでを指すのかと。

一般的にPMOと呼ばれるポジションなのだけれども、月並みなイメージだとガントチャート作ったり、ミーティングセッティングしたり、進捗アップデートで各部署からインタビューしたり、上に進捗報告したりとこんな感じなんですけれど、個人的に一番重要なPMOの要素はイシュー管理だと思っています。部署の抱える顕在リスク管理に加えて、部署間のInterdependenceや潜在リスクを発見するのもPMOの役割だと思っていて、これが包括的にプロジェクト全体を見渡せるPMOの最も重要なResponsibilityなんです。

 

でもよく考えると、そんなInterdependenceや潜在リスクを洗い出すなんて、相当各部署の作業に足突っ込まないとわからないんですよ、そうなると必然的に各部署の仕事に巻き込まれていく。しかしながらもちろん、時間的にそれにも限界がある。

そうなると、どこかで自分の仕事のScopeを切ってしまわないといけなくなる。ある部署が、ある人がとてもしんどい思いしながら作業しているのを傍目にプロジェクトの優先順位を見て、低い作業の担当を拒絶せざるを得なくなるタイミングが来る。

 

合理的には優先順位づけすることは当たり前の話なんですけど、プロジェクトで関わっていると合理性だけでなくて人情みたいなものが湧いてくる。これが非常に困る。

プロジェクト単位でこんな状況なのに、会社単位で見たら、特に人の切り売りの様子を見たらどうしても素直に仕事を進められなくなる。お世話になった人のERPが、契約書的に非常にやっかいな取り扱いになっているので、ERPの提示をしないという提案をしないといけない。会社目線だと。

 

要は何の話かというと、自分の仕事のスコープ決め、ここから自分の仕事で向こうは私のじゃないよという線決めさえ難しいのに、気持ちのスコープ決めなんてとても簡単にできない。どうしても私情が挟まってしまう。別に自惚れているわけでなく、(理想的には)私情を挟まない経営者というポジションの偉大さの一端を知ったのであった。

アイデアプール

今後まとめたい、考えたいトピック

(メモ)

 

*俗にいう、言った言ってない問題のために証憑作ることの虚しさ。

*マネージャー思考

MBAに向けてクリアしないといけないこと

*海外の人間と仕事をする上で管理しないといけないこと

*プロフェッショナリズムは事業会社で必要なのか?

*売価還元法とドル建てLIFO

ブログのルール

"ルールVer.1"

目的:
ここでブログを始めることの目的は以下の3つ、
1. 自分の考えを文章に落とし込む力を鍛えること
2.仕事をしている、もしくはキャリアを考える上で実感したことを記録すること(色々感じることがあっても人はすぐ忘れてしまう…)
3.これはおまけだけど、単純にメディアコンテンツ(本、映画、マンガなど)に関する記録、メモを取ること

そして、これはあくまで自身のために始めるわけだけど、同時に人にも伝える価値のあるコンテンツを目指す。(じゃないとモチベーションが上がらないからね。)
もちろん時間の制約、もしくはメンタルが弱ってる時もあると思うので、短くなることもあるだろう。(むしろその方が多そう) だけど、そういった状態の時こそ理解しやすく簡潔にまとめ上げることを目指す。

目標:
この目的を達成する上で、以下の3つをKPIとする。

1.毎週一度は必ず更新すること
2.月に一度は仕事やキャリアについての記事を書くこと
3.記事にしたい内容の下書きである"アイデアプール"内のアイデアの数をゼロにしないこと

改定:
これらのルールはあくまで暫定的なものであり、よりよいその時々の状況や考え方に沿ったルールに随時改定される。